では、もう一度協会ビジネスモデル構築の上で大切な8つのポイントを確認しておきましょう。
目次
協会ビジネスはスモールフランチャイズ
協会本部(フランチャイザー):
・自分たちが開発、成功した講座ビジネスを行う権利を認定講師に与える
・認定講師の展開を支援・指導するする仕組みを作る
・本部が販売するのは講座ビジネスのパッケージ
カリキュラムだけを販売するのではなく、集客会員化まで組込む
認定講師(フランチャイジー):
ビジネスオーナーとして協会が提供する講座ビジネスのパッケージを利用。
安心して働ける環境・仕組みの下で、地域で協会の理念と共に自分の理念も伝える
6つの報酬がモチベーションを上げる
認定講師は、講座ビジネスのパッケージに基づき、講座を開催することで、6つの報酬を得ることができます
6つの報酬は、お金、ポジション、やりがい、スキルアップ、仲間、人間性です。
それぞれの講師によって、優先順位は異なり、どれを優先した以下は、認定講師が決めれます。
やりがい、生きがい、先生というポジションに魅力を感じるなど人それぞれですが、自分を磨きながら一緒に協会を発展させてくれます。
認定講師が、自らやりたいと思える講座、輝ける場を提供し続けることが大切です。
新商品の開発が命
新規の講座がなければ、新たな受講生の確保に奔走することになります。
・あなたは新しいカリキュラムをどれぐらいの期間で作りだせますか?
・受講生は新しいカリキュラムにどのくらい価値を感じるでしょうか?
いくら満足してくれても、2度、3度と何度も同じ講座を受けるわけではありません。
設立当初のカリキュラム一つでは、継続できません。
認定講師の要望や、時代の流れに合った講座を開発していきましょう。
理念共同体
記事協会ビジネスで失敗するたった2つの理由とは?でお伝えしたように、儲かりそうだからという理由で初めていては、すぐに方向性がバラバラになってしまいます。
協会本部と認定講師を結びつけるのは、お金ではなく理念です、
いかに認定講師が協会の理念に共感できるかが重要です。
「なぜこの講座を開講しているのか?」すべては、この問いから始まります。
理念に加え、協会の目的、目標、行動指針を明確にしましょう。
理念を明確にするには3つの規定を作りましょう。
存在価値
協会の存在意義
協会が社会、個人に対して与えるベネフィットとは?
イメージだけでなく言語化しましょう。
経営理念
社会に良いことをするのが目的だから、お金はどうでもいい ではなく、協会をビジネスとして捉え、収支計画を作りましょう。
認定講師が儲かる仕組み、継続して釈迦にに役に立つ講座を提供していくこと。
理念と収益の両輪がなければ協会は運営できません。
どのような方針で協会を運営し、どんな報酬がえらえるのか、認定講師に発信し意思統一を図りましょう。
行動基準
協会はどのような活動をするのか?
理念があってもそれを行動で表す基準がないと、認定講師は動けませんし、顧客にも伝わりません。
理念を実現するためにすべき行動を言語化し、行動できるようにしておくことです。
規約を作る
認定講師の義務と権利をきちんと締結しましょう。
本部のサービス、認定講師の義務、収益モデルの共有をしっかり盛り込みます。
詳しい規約作りは、協会ビジネスに詳しい法律の専門家がお手伝いできます。
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収益性を上げる
認定講師が収益性を判断する基準はこの3つです
・投資回収期間は?受講費を何人で回収できるか?
・認定講師は毎月どのくらいの収入を望んでいるか?
・講座以外の収入は得られる?本業にできる?
復習の収益の柱を作りだし、認定講師が儲かる仕組みを作り出すことは、協会本部の最大の仕事です。
標準化と簡易化する
講座のカリキュラムが普及するものになるためにも、以下の2点が重要です。
・講座の内容が難解すぎないか?
・誰が教えても一定レベルの品質が保証できる?
認定講師が教えられる内容に、標準化、簡易化していきましょう。
差別化する
ブランドのない協会、講師の講座を受講する人はいません。
ブランドを構築し、差別化することが一番の戦略です。
安心して受けられるというブランドをつくりましょう。
社会貢献度
認定講師が、地域貢献できているか?
地域を良くしよう、業界を良くしよう、社会を良くしようという意識が、協会を、素晴らしいネットワークにしていきます。
※ 参照元 協会ビジネス設立を検討中の方は、ご一読ください。
「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度
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巻末付録: 協会ビジネス設計シート付
ワークを進めることで、あなたの協会ビジネスの未来像をイメージできます。
一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み
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